- 標記の件につきまして、一覧表形式比較表及びコメントを表示しました。
- DDCは、10MHzの周波数標準入力等に、ジッターが㎰オーダーで再同期する機器等を一覧表形式しました。
- DAC及びUSBインターフェースの比較に就いては、主な製品を一覧表形式にしました。
- プリアンプに関しては、SNR比較を主に一覧表形式に表示しました。
- 出力アンプの比較に就いては、主な製品を一覧表形式にしました。
- 試聴及び、購入する前に、これ等の製品は、主要な仕様値及び、測定値類を優先しますので、その値が劣る製品及びそれらの値が公表若しくは測定されていない製品は、選択しない事です。
1.DDC
- MUTEC社製のモデルMC3+USBが、先発で開発製品化された10MHz周波数標準器又は10MHz標準周波数発振器に同期出来るDDCです。
- 現時点では、KIT形式の、Amaneo Combo384/768を使用しましたIanCanadaの製品が、最もジッターが小さい製品になります。何故なら、DDCには、ジッター条件等を満たす10MHz標準周波数出力(10MHz周波数標準器又は10MHz標準周波数発振器)へ同期出来る事または、ジッター条件等を満たすWord Clockを入力出来且つ同期出来る事が、必須条件になるからです。
- IanCanadaのDDCは、ジッターが2.5psですが、プログラム等を設定する必要がある半製品ですので、ある程度の技術力が必要です。10MHz周波数標準器又は10MHz標準周波数発振器に同期するスーパークロック出力があるワードクロックジェネレーター(但し、そのジッターは、1ps未満の製品を使う事が前提条件)の併用が必須条件となりますので、総合的なジッターは、4ps以内になります。
- Sforzato社製のDST-Lynxは、ZERO LINK出来るDACと同時使用が前提です。10MHz周波数標準器又は10MHzの標準周波数入力と、このDACを介してリンクしているDDCは、評価対象外になります。
- 参考として、以下に10MHz周波数時間標準器及び10MHz標準周波数発振器の位相変動に関します音像定位の移動について述べます。
- 10MHzの標準入力へ光ポンプ式セシウムビーム周波数時間標準器を使用した場合の音像定位の移動は、24時間経過しても数mm以内に納まります。(但し、一定の周囲温度)
- 10MHzの標準入力へ磁気偏向式セシウムビーム周波数時間標準器を使用した場合の音像定位の移動は、24時間経過しても数十mm以内に納まります。(但し、一定の周囲温度)
- 10MHzの標準入力へBVA OCXOを使用した場合の音像定位の移動は、24時間経過しますと、最悪の場合は数百mm以上になる可能性があります。
- 10MHzの標準入力へOCXOを使用した場合の音像定位の移動は、そのグレードにより24時間経過しますと、最悪の場合は、数m以上になる可能性があります。(BVA OCXOの使用が望ましい)
- CPに意味が無い製品は、CP欄は空欄です。

表1.DDC比較表
- DDCを10MHz周波数標準器又は10MHz標準周波数発生器及びワードクロックに依り同期をとる場合のジッターとSNRの関係は表2に示します。
- ジッターとSNR及びBitsとジッターの関係は、SNRを120dB以上確保する為のジッターの必要値を認識する為です。
- Bitsとジッターの関係は、廃棄用劣化版HiFiのDSDでは問題になりますが、PCM使用時には関係がありません。ここでも明らかになりましたDSDが極めて劣る主な要因の一つです。
- PCM使用時にはジッターが、7ps以内ですと、SNRが120dB以上になります。

表2.DDC用としてのジッターとSNR
2. DAC及びUSBオーディオインターフェース
- 代表的なDAC/USBオーディオインターフェースとして、Quad DAC chip構成のBenchmark DAC3を設定しました。
- 上記と同様なQuad DAC chip構成の製品は、Gustgard X30です。
- 推奨可能なDACは、SNRが、120dB以上で且つTHD+Nが-120dB未満の製品です。出来れば、外部同期が掛けられる製品です。
- DAC ChipがDual構成でSNRが130dB以上で、且つTHD+Nが、-120dB未満の製品は、EverSolo DMP-A10、FosiAudio ZD-3、SMSL DO100Pro、SU-10、Topping D90ⅢDABRE及びE70Velvetになります。
- 自然な音(人により解釈等が相違しますが?)のR2RのDACは、一般的に五月蠅いと言われていますが、SNRが、130dB以上で且つ、THD+Nが、-120dB未満の製品は、SMSL社製DO200Pro、Topping社製Centaurus R2R、D90ⅢDiscrete及び、D900です。
- EsotericのDACは、前評判で五月蠅いと言われていますR2Rです。評判に違わずSNRが120dB未満(113dB) 及び、THD+Nが-110dB未満(-103dB)です。
- AccuphaseのDACは、THD+Nが、-110dB未満(-108dB)です。
- SforzatoのDACは、仕様値及び、測定値が公表されていません。
- SoulnoteのDACは、SNRが110dBですが、THD+Nが公表されておりません。
- 一覧表中でCPに意味が無い機器には、CP欄を空欄にしてあります。(技術仕様の具体的な数値が発表されていない機器等、測定値及び仕様値)
- 基本的な考え方として、ジッター条件等を満足する10MHz周波数標準器、10MHz標準周波数発振器又は、ワードクロックへ同期出来ない機器は、DDCを併用する事が前提条件になります。但し、製品内部のクロック回路が、それらの外部標準又はワードクロックと略同様な短期数値又は、ジッター軽減回路であれば、外部同期無しでも使えます。その場合は、セシウムビーム周波数時間標準等を外部同期に使った場合と引き換えに、オーケストラ等の音像定位が時間と共に変化します。この現象は、内部OSCの物理的特性及び回路構成により相違します。




表3. DAC及びUSBオーディオインターフェース一覧表(CP比較付)
3. プリアンプ
- デジタルオーディオ用としての、プリアンプの一覧表を制作しました。
- オーディオ用として、重要なSNR及びTHD+Nを主に比較し、静かで歪率が小さいモデルを選定出来る様にしました。
- SNRは、125dB以上、THD+Nは、90dB以上が望ましい。
- 現時点で使えると考えられますModelは、Nagra社製Model HD PREAMP、Luxman社製Model C-10X、Moon社製Model P-8、Classe社製Model Delta PRE MK II及び、Pass Labs社製Model XP-22になります。

表4. プリアンプ一覧表
4.出力アンプ
- 代表的な出力アンプとして、Benchmark AHB2を設定しました。
- SNRが、130dB以上の出力アンプは、Benchmark社製 AHB2、及びTopping社製LA90Dになります。
- SNRが、120dB以上の出力アンプは、AIYIMA社製A70、FosiAudio社製V3Mono等々
- SNRが120dB以上、THD+Nが-100dB以上であるBTL接続可能な製品は、お勧めです。
- 尚、BTL接続する駆動方式によりSPの逆起電力を吸収し無視出来ます。
- 一覧表中のCP欄が空白の機器は、評価対象外です。



表4.出力アンプ一覧表
- 御質問等に関しましては、御手数で御座いますが、ja2gxu@cpost.plala.or.jp (@ → @)へ御連絡頂く様御願い申し上げます。